- CLIANT
- Higgs Diesel / AC Corporation.
- YEAR
- 2019.9
- PROJECT
- AC株式会社のヒグスアンディ代表は、エアレースのエンジンデザイナーで今までOEM開発をメインに行っていた。新ディーゼルエンジンの開発には莫大な資金がかかり20年温めてきた自身のブランドを立ち上げ、今後は世界のマーケットで売っていきたいと九州一周バイク旅中にキャンプ場で出会いそのまま企画がスタート。新ディーゼルエンジンの売値は当時の日本円で2,000万円。アメリカでの飛行機産業の需要は6兆3,000億ドル。これからも需要が高まるとして、このディーゼルエンジンをどう世界にPRしていくかが課題となった。
- CREATIVE POINT
- 今回の展示会は世界最大のエアショー「EAA AIR VENTURE OSHKOSH 2019」。エンジンの性能が評価され招待を受け参加が決まった。僕らが最初に行ったのは、ブランドのポジショニングを決めるためブランドビジュアルの提案、参加企業(競合)のリサーチ。「情緒的価値」、「商品的価値」の2軸をマトリクス化。何度かやり取りを行い「高品質で高価格なラクジュアリー」なブランドとして展開していくことを目標にブランドビジュアルの立案を行った。 話を進めていくなかで「made in Japan」を伝えていきたいという代表の強い想いもがあり、クリエイティブコンセプトを「NEW DIESEL NEW JAPAN」、展示ブースのコンセプトを「MATSURI」とした。ロゴマーク、ブランドカラー、メインビジュアル、ノベルティは日本のイメージが伝わるものに。紙も日本のものを使用し展開した。全部日本製にしてくださいとのオーダーにはびっくりしました。安価で手に入るものがなかなか無いんですよねw。デザインは日本のラクジュアリーなブランドを浮世絵を起用しエンジンの性能や加速が伝わるデザインに。イラストはJ.styleさんにお願いしました。また、展示会の名刺や封筒は特別仕様に、紙質や色にもこだわり世界感を残しました。またアンケート記入でノベルティとして扇子を用意した。サンプルがないのは、Kさんが全部クライアントに送ったせいです〜。海外の方にデザインを褒められると嬉しいですね。
- CATEGORIES
- CI・VI構築
- DM
- イラスト制作
- ノベルティ
- ブランドメッセージ
- 商品ブランディング
- 展示会ブース制作